五輪金に破格の3000万円＝GMOクリック証券が贈呈―競泳

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　日本水泳連盟は9日、競泳日本代表とオフィシャルパートナー契約を結んでいるGMOクリック証券が、ロンドン五輪で金メダルを獲得した競泳の代表選手に協賛社賞として3000万円を贈ると発表した。
　銀には300万円、銅には100万円。リレー種目は参加人数で等分する。同社は「大学卒業後の選手を取り巻く状況が厳しいと聞いている。遠征やトレーニング環境の整備に役立ててほしい」（経営企画部）と趣旨を説明した。
　個人への額で3000万円は破格。他の競技では、自転車で日本競輪選手会が金メダリストに3000万円を贈ることを決めている。日本オリンピック委員会（JOC）の報奨金は金に300万円で、この10分の1。
　男子平泳ぎで五輪3大会連続の2冠を目指す北島康介（日本コカ・コーラ）は「大変うれしく、ありがたい。だけど、それが欲しいために金メダル、というわけではない」。同バタフライの松田丈志（コスモス薬品）は「必死で狙いたい」と話した。