長友：「雑草魂でポジション争いを乗り越える」

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インテルＤＦ長友佑都は、７日のセリエＡ第３１節カリアリ戦で、２試合連続で出場機会を得られなかった。同選手は試合後、「雑草魂」でポジション争いを乗り越えたいと話している。

新たに就任したアンドレア・ストラマッチョーニ監督は、ＤＦクリスティアン・キヴを左サイドバックのレギュラーとして起用している。今節はＤＦルシオが出場停止だったが、代役はＤＦアンドレア・ラノッキアが務め、キヴとＭＦハビエル・サネッティの両サイドバックに変更はなかった。

ストラマッチョーニ監督は前日の会見で、長友が重要な選手であることに変わりはない」としながらも、「今週は良くなかった」とも話していた。長友はこのことについて、ユヴェントス戦で痛めた足首が良い状態ではなく、「全部の練習がこなせなかったり、途中で抜けたりしていた」と説明している。ただし、「無理しないところは無理しない」との考えで、骨に問題はないと明かした。

出場機会が得られていない状況には、「もちろん、悔しい思いもある」とコメント。その上で、ＭＦヴェスレイ・スナイデルやＦＷディエゴ・フォルラン、ＦＷディエゴ・ミリートでも出場できないときがあるとして、「そういう厳しい世界でやれていることに幸せを感じている。インテルを選んだのは、そういった世界に飛び込みたかった」からだと意気込みを見せた。

長友は「壁を乗り越えて成長したい。これまでも雑草魂でやってきた。イタリアでもさらに努力する機会を与えてもらった。（壁を乗り越える）自信はある。雑草の気持ちでやってきた。こういう世界にいることを幸せに思う」と続け、「ネガティブにとらえてはいけない」と、前向きな姿勢を強調している。